音楽を自由に表現することと、工藤大輝くんについて

SMAPの件についてわたしが思うことは、脳科学者の茂木さんのブログがほとんど過不足なく代弁してくれているんだけど、この記事を読みながらわたしは同時に工藤大輝くんのことを考えていました。
わたしは彼が作る音楽が本当に大好きで、大好きで仕方がなくて、だから出来るだけ多く彼が作る音楽が聴きたいし、出来るだけ長く彼が音楽を作り続けられる環境に恵まれることを願っている。
だけどメジャーレーベルと契約している彼にとって、ひとりの「工藤大輝」としての音を鳴らすことが現状ハードであることは、いちファンのわたしにも理解出来るくらい明らかなのです。
今の時代はただ「音楽を作って世に放つ」というだけなら、とても簡単に出来てしまう環境が整っています。レコード会社と契約しなくてもCDをプレスして売る場所はあるし、mp3のデータとしてインターネットで配信出来るWEBサービスだってたくさんある。
だけど大輝くんは、それが出来ないんです。きっと「事務所の意向」とか「契約条件」があるから。
SKY-HIことAAAの日高くんは、副業禁止の中で契約違反と分かりつつラッパーとして活動して、今の活躍の通り結果を出したことで事務所に事後承諾させたっていう経緯があります。
ただ日高くんの場合は、AAAは、所属事務所もレコード会社も同じavexだったからそれが出来たと思うんですね。恐らく。
avexは松浦社長が一代で築いた新興レーベルなので、そういうことも許してもらえる社風とか土壌があったのではないかと。
だけど大輝くんの場合は事務所とレコード会社が違って、レコード会社はユニバーサルっていういわゆる「老舗レーベル」なので、同じようなことをしようとしても難しいのではないかと…思う訳なんです。
(実際の契約条件を、ただのファンであるわたしは知る由もないので、あくまで想像ですが)
現状ユニバーサルはDa-iCEにとても良くしてくれていると思うので、ソロ活動の為に契約解除して欲しいとか、そういうことを思ったりとかは全然ないんですけど、何かもっと大輝くんの音楽を自由にしてあげられる方法はないかな…と。
ファンとしての勝手な願いですけど、そんなことを考えていました。
こういうのね、もっと聴きたいです。

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